阿波おどりの起源
蜂須賀小六(家政)は「秀吉に人生を捧げた男」と言われています。
秀吉の家来として、墨俣一夜城、高松城水攻め、山崎の戦い、四国攻めなど
多くの戦に従軍して活躍しました。
結果、阿波の国を与えられたのですが、息子の家政に譲りました。
こうして蜂須賀家政は阿波18万石の大名となり、1586年、徳島にお城を築きました。
「城の完成祝じゃ、好きに踊れ」と触れを出したところ、
喜んだ民衆は音のなる物を何でも持ち寄り、ドンチャンドンチャン踊ったそうです。
それが阿波踊りの発祥と言われています。
古くから徳島各地で行われていた盂蘭盆の踊り、精霊踊り、念仏踊り、組踊り
などが踊りの原型となっているようです。
江戸末期の屏風絵を基に当時を再現した無双連「花むそう」