個性を磨け
阿波踊りは唯一無二（ゆいいつむに）であれば誰でもNo1。
真似をすると、例え元祖より良く見えても唯のNo2でしかない。
骨の髄からにじみ出るような個性こそ磨くべし。
阿波おどりは顔で踊れ！
小泉もえこの目は常にどんぐり目かと思いきや笑うと表情が一変した。
あっ！この人、顔で踊ってるんだと思った。 Tap Do! 2016.6.13
阿波魂（Awa Spirit）
四国八十八ヶ所を巡る、全国、全世界からのお遍路さんたちにあいさつを投げかけ、
優しく親切に接待する「阿波魂」・・・
その精神が阿波おどりの根底に息づいている。
阿波弁の「せこいけんど」は、「苦しいけど」という意味。
徳島弁でごあいさつ
こころが弾んで、燃えて、はじけて、熱狂して、沸騰して爆発する・・・
冷えて固うになってしもた心と体にはじゃね、
ほんな「阿呆」な体験がたまにゃ必要なんと違うかいなね。
お囃子をハートで聴いたら2拍子のリズムが沸き起こるけん、
ほしたら一発ガーんっとおまはんを発散させるんじゃ。
ちょいと周りにも気遣いもってドーんと行きゃええがな。
ほれが阿波おどりっちゅうもんじゃって。
ことばはいらんでよ。
「ヤットサー、ヤットヤット」
で、みーんな仲良うなれるがな。
徳島弁でごあいさつ。
ほな。
阿呆って？
好きなことを脇目も振らず無我夢中、一心不乱にやる。
素直であること。
人を愛おしく思うこころを持つ。仲間を大切にする。
肝っ玉を大きく、寛容なこころを持つ。
自分らしくあること。
「あんた狂ってる」と言われても気にせず、自らを信じて自分を生きる。
謙虚であること。
誠実であること。
感謝のこころを持つこと。
先人に学び後進に継承する心構えがあること。
嫉妬心を持たない。
あいさつを実践する。
流儀伝承
阿波踊りは徳島の宝であり、徳島県民の誇りである。
その本質は先祖や同胞への尊敬と愛情の表現（徳島大学関係者）
阿波踊りは世代を越えて感動を共有し、親から子へと「生きる力」を継承するお祭り。
ふとした瞬間、足取りが雲に浮かぶように軽く、心地よい感覚になる
／無我の境地に入る（四宮生重郎）
踊りの技術を身につけるには、地道な練習を重ねるしかない
阿波おどりは気軽に参加しやすいが、極めていけばこれほど難しいものはない。
この懐の広さと奥深さが全国区の踊りに押し上げた。
阿波踊りは踊り手と観客のコミュニケーション、
キャッチボールをするように互いに盛り上がる。
例え観客が一人でも懸命に踊れ。（華純連総括 熊木一美）
阿波踊りは命がけじゃ
人に喜んでもらう事でこちらも幸せになれる（殿様連 連長 笹田清一）
阿波踊りは笑顔をわすれたらあかん
家族、友達、踊り子の絆、「和」っていうんが大事なんよ（えびす連 連長 鶴瀬幸子）
阿波踊りは巨大な生き物じゃ
伝統を大事にしもって、新しい物も入れていかなあかん
（阿呆連山田隆 阿波踊り振興協会会長）
先ず礼義作法からライバルに勝たないかん
阿波踊りは自分だけで楽しもうと思うんならやるな！（娯茶平 連長 岡 秀昭）
特別でないから誰でも踊れる。
阿波踊りを極めようとしても、満足することはないな（蜂須賀連 岡本 忠)
「よろしくお願いします」「ありがとうございました」
どこへ行っても、お辞儀とあいさつを忘れるな。（華純連 連長 酒本 宏）
「阿波おどり」って？
「阿波おどり」をことばで表現するのはムリ。
一応、参考のため、言葉のピースをかき集めてご紹介します。
後は自分で踊って体感して下さい。ヤットサー
阿波っ子魂・・・それは阿呆
興奮と感動の坩堝（るつぼ）
踊りたくてウズウズする
実も心も弾む
弾けまくる
生き生きする
踊る人と見る人の壁がなくなる
みんなが熱狂の渦に巻き込まれる
あの熱気は生で体感しないとね
笑顔が弾ける
時とともに昇華する
風雪に耐えて咲く花のよう
水だけあれば何もいらない
阿波踊りの魅力に取り付かれ、あり地獄に入った
会場は熱気に包まれる
リズムに乗って一気に白熱化
一度経験すると病みつきになる
生の阿波おどりを見てカルチャーショックを受けた
こころをときめかす軽快なテンポ
威勢のいい掛け声、軽やかな手さばき、キレのある足運び
高張提灯が生き物のように浮き浮きと騒ぐ
420年の伝統、暮らしと人々の心情に根づいたソウル・ダンス
観客の熱い視線、声援が熱い踊りに拍車をかける
熱踊
阿波踊りが燃え上がる
笑顔と感動がさざ波のように街中に広がり、寄せては返すうねりとなる
世界に誇る伝統芸能
胸にグっとくる
