北野台が生まれたのとおよそ同じ時期、1975年に八王子市の西部に位置する美しい山村、
恩方の里で「陣馬太鼓夕やけ会」は結成された。
郷土の人情味豊かなイメージを和太鼓の音色に託し、芸術の域に高めて行くことを目指す。
会員は、夏まつりの会場に到着した時点から、凛とした緊張感を漂わせ、
出演の間際まで練習に余念がない。
謙虚さと真摯な態度が人の心をとらえるのか、住民の間では根強い人気がある。
太鼓の音には魂を揺さぶられるような荘厳な迫力があり、
心の深層に眠っている何かが燃え上がるような響きである。
陣馬太鼓夕焼け会が今年も北野台の夏祭り大会に参加、華を添える。
