指導理念
「英会話」とは読んで字の如く、『人と人とが会って英語で話す』こと。
つまり、『人と臆せずに英語で対話する』ことなのです。
"人に会う"、"英語で話す"の2点が英会話の本質であると言えます。
「英会話」は"語術"です。
"術"とは繰り返し練習して身につける能力のことで、英会話習得のコツは地味であり根気がいるのです。理屈や暗記が通用する世界ではないのです。
「話せるようになるまで、ただひたすらに練習する」
いたって単純なことですが、ここに上達のポイントがあります。
生徒の要求を知り、適切な会話表現を適当な量だけ指導し、その教えた表現を生徒が使えるようになるまで、飽きさせず、繰り返しフォロー(定着指導)をしています。
生徒の「ひたすらの練習」を支え、確実に上達へと導く、創業より48年以上で培われてきた「英会話」教育のノウハウが、マイクの指導法に根付いています。
そして今日、人と会う・コミュニケーションをとる方法が多様化しています。今後も国際化、そしてオンライン化がさらに進む社会を有意義に生きていくには直接会って言語コミュニケーションをする力だけでなく、オンラインコミュニケーション力も必要不可欠となります。
マイク英会話学院では、「英会話の本質」を明確に捉え、「話せる英語」「臆せず英語で外国人と対話をする積極性の育成」の2つの指導理念の元、独自の英会話教育を提供しています。
読み書き、訳、文法よりも「話せる」ことを重視1972年、英会話教室を開校して間もない頃、小学生のお母さんから、
「読み書きや簡単な文法も教えてくれれば、中学生になった時に役立つのですが」との意見をもらったことがあります。
しかし当校は、
「当校は英会話の指導に専念したいと思います」と答えました。
『読み書き、訳、文法は塾や学校に任せ、マイクは英会話に焦点を絞って教えたい』という信念は48年以上経った今も変わらず、当校の指導理念の基軸となっています。
「英会話を習わせたい」と、問い合わせに来る保護者の方には必ずその目的をお尋ねし、「英語が話せるようにしてやりたい」と答える人には入学をお勧めしています。
しかし、読み書き、訳、文法を目的とする人や、英会話指導のついでに読み書きも、と望む人には近隣の進学塾をお勧めしています。
日本で英会話に通っても英語を話せない理由外国ではなく、国内に住んでいる日本人に英会話(話せる英語)を教えるためにはそれなりに特殊な技術と方法が必要です。
私たちが学校で学ぶ「国語」は 読み、書き、文法などが中心で、おしゃべりの指導は殆どありません。にもかかわらず、誰でも日本語は話せるようになります。
話しことばは殆ど無意識のうちに身に付けてしまうもので、アメリカで生れ、アメリカで育てば、例え学校で文法や読み書きを習わなくても英語は自然に話せるようになります。
近年、多くの外国人が来日して日本語学校に通っています。
日本語学校では読み書き、文法等、理屈や理論の指導が圧倒的に多く、繰り返し練習やしゃべり込み練習は少ないようです。
もちろん、こんな状態でも、日本語の環境の中にどっぷり浸かっている彼らは日本語会話が出来るようになります。
結果、日本語がしゃべれるようになったのは読み書き文法を学んだからだと勘違いしたりします。読み書き文法をいくら学んでも英語は話せないのは周知のとおりです。外国人が日本に住んで日本語を習う場合と、日本人が日本に住んで英会話を習うのでは、習う環境が全く違います。
アメリカやイギリスで、留学生を対象として開発されたような英語の指導法は、日本で英会話を教えるには適当であるとは思えません。
日本に住み日本語の環境の中で英会話を習う人の為に開発された指導法こそ必要なのです。
英会話を習うプロになれば中国語も話せるようになるウソのような本当の話ですが「200万円も授業料を使ったが話せない」といったような方にお会いすることがあります。
1.日本人に「話せる英語」の教え方を知らない教師
2.習い方を知らない生徒
の2者が揃えば「身に付かない」結果は当然のことと言えるかも知れません。
授業料を無駄にしないため、あなた自身が先ず、英会話を習うプロを目指しましょう。
英会話を習うプロとは、次のことをしっかり認識して、実践出来る人のことです。
- 英会話は語学ではなく、語術である。
- 英会話は頭ではなく、口で発音する。
- 理屈より練習が大切である。
- 100習って1つも使えないより、1つ習って1つ使えるほうが好ましい。
- 文字を頼りに10年習ってもしゃべれなかった経験から、「英会話は耳と口の訓練」しかないことに気がついている。
習い方のプロになれば英語以外もマスター出来るはずだと思った理事長(還暦過ぎのおじいさん)が一念発起、中国語会話を習ってみようと思い立ちました。数さえ発音できない全くの初心者です。
中国語会話を教えた経験がないという中国人の先生に、
「私が習い方を知っているから大丈夫!」
と啖呵を切り、半ば強引にレッスンを始めてもらいました。
マイクの指導法に沿った方法で習い、果たして効果があるか試してみようとの考えでした。半年間練習をした結果、中国人が「アナウンサーのようです。」と褒めてくれるほど、結構良い発音で漢詩や簡単なスピーチが出来るようになったのです。
先生も驚いていました。
マイクの英会話指導法についての考え方が間違っていないこと、英会話を習うのは年齢や記憶力には関係がないことをこの体験から確信しました。